チャリティーのナイフ

 本日は午前中は居合いのお稽古。
 自分としては古流をちょっと重点的に稽古しようと思っていたのですが、先生から制定居合の部分で色々と注意を受けてしまいました。
 まず基本的なところでは、剣の抜きつけの時の“溜め”が無い。
 前にも注意されており少し時間がたつと悪い方に戻ってしまいます。
 そして今回特に重点指導されたのが制定の6本目、足運び、剣体一致、目付け等等多すぎて
 次回の稽古もがんばります。
 
 気を取り直して、午後はいつもよく行く刃物屋さんへ。
 白鞘友の会事務局Sさんから会報が届き、そのなかで今回の震災のチャリティーナイフの販売をするという連絡がはいり現物を拝見しに。
 こちらのチャリティーナイフ販売の件は「ナイフマガジン」にも記事が掲載されてお
りますので興味のある方はそちらの記事もご覧ください。
 チャリティーのナイフを提供していただいたのは、
               福岡の『篠崎暁生さん』
               埼玉の『成恒正人さん』
 御二人ともJKG会員のカスタムナイフメーカーとのこと、今回の震災で被災された
方の力になりたいとの熱い思いで作品を提供されたそうです。
 被災地にすんでいる者としては本当にありがたく、感謝の気持ちで一杯です。
 ナイフについては以前はけっこう熱心にコレクションしたり自分で作ったりもしてい
たのですが、このところは日本刀や小刀に興味がいきちょっと遠ざかり気味です。
 しかし今回はナイフを提供いただいた御二人の意気に感じ、私もチャリティー
協力させていただきました。
 私が協力させていただいたのは「篠崎さん」のナイフです。
イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 33インチのセミスキナー。
鋼材はATS34,ハンドルはデザートアイアンウッド。
写真の写りがいまいちなの
ですが、現物はもっとスッキ
リした感じで、非常に丁寧な
作りのナイフです。
このナイフ、「ぼくのナイフ
展」に出品されていた物で
製作にも力がはいっている
なと感じられる作品です。
 
 
 成恒さんのナイフももちろん拝見してきました。
 成恒さんのナイフはラブレスタイプのスタッグハンドルのついたナイフで、スタッグ
は極上のものが使用されています。(現在このような極上スタッグはなかなか手には
いらないようです。スタッグだけで1万円の価値はあるかも。)
 そしてブレードにはなんと「3.11」とエッチングが施されており、当然ながら革シース付きです。
 すでに2本販売しており今日の段階で残りが5本となっております、価格的にもチャ
ティーということで破格のお値段となっておりましたので、興味のある方はぜひ仙
台の中山商店さんまで!!!