刀匠の早坂さんを訪問。

 宮城県は今日も雨。
 西日本は台風で大変なことになっているし、北海道は震度7だし、ほんと
このところ日本はどうなっているのでしょう。
 
 色々と不安なことだらけですが、今日はそんな感じは一旦置いといて、
刀匠の早坂さんを訪問しました。
 私の叔父が早坂さんに作刀を頼んでいまして、それが完成したとの連絡
が入ったようです、叔父の付き添いで私も行くこととなりました。
 仙台の叔父の家から早坂さんのところまで車で約1時間かかりました、
天気は雨だし、道が何故かやたらと混んでいたりしたのですが、車のなかはウキウキ気分、どんな刀なんだろうと期待感が一杯。
 完成まで1年ちょっとかかっていますから、叔父の気持ちもよく分かりま
す。
 そんなウキウキ気分で早坂さん宅に到着、早速お刀を拝見させていた
だきました。
 叔父の感想は一言、
 「綺麗ですねー。」
 大和伝の特徴がハッキリと出ている直刃で柾目肌の刀です。
 登録証を見てみると、刃長が二尺四寸、反りが1.7㎝の見事な大刀。
 現代刀でこれだけ柾目肌が出ている物ってそんなにないのではと思っ
てしまいます。
 柾目肌と直刃のマッチングがいいです、国包の刀もこんな感じなのでは
と密かに思ってしまいました。
 刀を作刀してもらいその受け渡し現場に立ち会うなんてことは人生でそ
う何度もあるわけではないですから、今回はちょっと感動。
 叔父もかなり喜んでおりとにかく良かった。