沼にはまる。

 何か物とかにはまることを「沼にはまる。」と近頃は言うそうですね。
 私の場合は居合沼とか刀沼とか小刀沼とか(どれもあまり聞いたことが
ありませんが。)はまっているのですが、近頃ちょっと怪しいのが万年筆沼
です。
 万年筆沼にはまる人はインク沼地獄にも落ちるとのこと、怖いですねー。
 でも万年筆って普段はあまり使わないんですよ。
 会社で使うのはもっぱらボールペン、パーカーの迷彩柄ボールペンも活
躍しています。
 先日購入したプラチナの万年筆は自宅で時々使っていますが基本はボールペンを使うことが多いです。
 ではなんで万年筆を買うのか!!!
 やっぱりコレクションになってしまいますよね、これがまた。
 だって普段使いしないんですから。
 今のところ万年筆沼にはそんなにはまっておりませんが、モンブランとか
手作り万年筆とかちょっと欲しいかも。

 手作り万年筆と言えば、仙台には大橋堂という手作り万年筆屋さんが
あります。
 だいぶ昔の話になりますが、仙台駅前にエンドーチェーンという大きな
スーパーがありまして、そこで大橋堂の万年筆を扱っているショップが
あったような?
 もう30年も昔のことで記憶もうろ覚えなのですが、仕事の関係でよく
エンドーチェーンに行きましたので、そのショップの店員さんのおばさんと
顔なじみになりエボナイト製の手作り万年筆を見せてもらいました。
 でもあの当時はそれ程万年筆なんて興味がなく、
 “手作り万年筆か、伝統工芸品みたいなものかな、1本くらい持っていて
もいいけど値段がけっこうするよね。”
 なんて感じで結局は買わずに今に至っています。
 今、大橋堂の万年筆って1本3万円くらいからのプライススタートになって
いて超高級万年筆。
 あの頃1本買っておけば良かった。
 若い頃は見る目がなかったようで。