目で観る刀の教科書展

 「目で観る刀の教科書展」というのを観てきました。
 展示場が東北医科薬科大学、けっこう変わった場所で展示会を開くなぁ
と思いつつ行ってみたのですが・・・・・・。
 私が行ったのが14日の日、9時開場でしたので9時15分くらいには会場
に到着しましたが、けっこう人が並んでいます。
 しかも女性ばかり、刀なんていうと男のイメージが強かったのですが、あ
の「刀剣乱舞」の影響でしょうか女性の姿が多いですね。
 なんてもんじゃなくほとんど女性、冗談抜きに入場者の9割以上が女性。
 入場券を買った後、一旦学食みたいなところで待機させられ30人ごとに
展示場に案内されるのですが、待ち時間が長いこと長いこと。
 1時間ほど待機したあとやっと展示場へ。
 展示もフリーで観てみるという感じではなく細い通路を一列になって展示
品を見るという感じで、これまた時間がかかってしまいます。
 展示品はさすがの名刀ばかり、正宗ありの清光、虎徹、村正、安綱もあ
りました。
 偽名刀の展示もあったのですが、面白かったのが「名物・乱藤四郎」の
偽物と本物を同時展示。
 昨年、ヤフオク粟田口吉光作の短刀「名物・乱藤四郎」が出品されて
300万円までせりあがったのですが、現物を持っている日本刀剣博物技術研究財団が「当財団管理刀剣である乱藤四郎は手放されておりません」と声明を発表し、結局オークションは取り消され一部で話題になりましたよね。
 しかしその贋物が本物と一緒に展示されていたのはけっこうインパクトあ
りました。
 だいたいどうやって件の贋物を入手したのか興味あるところですが、実際
に見てみると悪意ある偽物というのはほんとある意味すごいですね。
 ここまでやるかという感じですが、人をだまそうだまそうとしているのが
駄々洩れしてきてほんといやらしい感じがします。

 講演会もあったのですが、展示会をみるだけで私はもういっぱいいっぱ
い。
 とっとと帰って来てしまいました。
 それにしても恐るべし刀剣女子。