ぼくのナイフ展で梅心子の「池の柳」という小刀を見てちょっと梅心子の
小刀が気になりました。
調べてみると、
しかもその歴史は江戸時代までさかのぼりなんと250年も続いている鍛冶屋さん、名門ですよね。
現在は7代目の梅田 効作氏が製作を担当しているようです。
この「池の柳」は時代からいくと(おそらく昭和40年代)6代目製作の
入念作だと思います。
個人的には姿形ともにすごく良いです、こういう梅心子の小刀もあるん
ですね。
次は近年の入念作「水魚」、以前ご紹介したことがあります。
そして普通に店頭に並んでいる小刀。
梅心子の接木小刀。
小刀の銘の部分です。
普及品の小刀は全て刻印ですから
「特製 登録 梅心子 圀光」とあります。
梅心子の小刀というと普及品の普段使い用とい
うイメージなのですが、入念作は全然違いますよ
ね!
しかも入念作にはめったにお目にかかれない。
(たぶんそんなに作っていないのでしょうから。)
250年続く老舗の力量を垣間見る思いです。