ぼくのナイフ展が近づくにつれナイフに対する思い入れが強くなってくる今日この
頃です。
近頃は和式刃物ばかりだったのですが、時にはナイフも良いものですね。
さて、ということでナイフしかも多徳ナイフの紹介を。
イギリスのカスタムナイフメーカーのStan Shawのナイフです。
この方、日本ではあまり知られていないようですが、シェフィールドスタイルのナイフを製作するメーカーとして海外では有名でナイフの出来も素晴らしいですよ。
ただかなり高齢なはずですから日本の鍛冶職人さんと同じで後継者とかがいるの
か心配ですね。
三丁出しの銀ナイフ、イングレーブも施され非常に上品な感じです。
銀製品に付くホールマーク
もちゃんと付いていますね。
左からメーカーズマーク
(StanShawのSS)、試金鑑定所認定マーク(シェフィ
ールドの刻印)、次が金属
の品位を表すスタンダード
マーク(このライオンのマー
を意味しています。)、そし
て最後はDATE LETTER、
鑑定した年を表していま
す。(このWの文字は1996年鑑定か?ちょっと自信がありません。)
メインブレードには、
STAN SHAW
SHEFFIELD
ENGLAND
の刻印が!
背バネの部分のファイル
ワークも見事です。
伝統的なシェフィールド
ナイフそのものという感じ
がしますね。
これだけの仕事ができる
職人さんってなかなかいな
いと思いますよ。
お見事の一言です。