先日、ヤフオクを見ていましたらなんとなく見覚えのあるナイフが出品されて
いました。
説明を読んでみると、
『輸出用ナイフの専門職人 加藤氏がUSA某ナイフメーカーにたのまれ製作した
三徳ナイフが30本残っている。発注元の了承を得、今回、放出することになった。
ブレードは錆に強いステンレス特殊鋼。清楚なホワイトマイカルタのハンドルには
、ニッケルシルバーの両口金をあしらい、ターコイズをインレイ。まるで本物の
アイボリーと見紛うばかりだ。 機能は、メインブレードにハサミと爪ヤスリ。
いずれも、ちょっとした日常の生活に、あればこの上なく頼もしい。 本品はこの
限定30本のうち残りの一本。』
加藤守氏は昭和5年生まれ。関のナイフ職人。
昭和初期から活躍し、平成22年、他界。
出品されていたナイフと同じ物を持っているような・・・・。
SAM McDOWELL社向けに製作されたナイフのようです。
ターコイスとペーパーマイカルタが品良くあしらわれていて、初めは
アイボリーかと思いました。
非常におしゃれな逸品です。
昔はこんなナイフをポケットに入れておいて、日常生活でサラッと使うな
んてシーンがあったのでしょう。
今の日本では見ることができないシーンです。
法律が厳しくなりましたからポケットにナイフを入れて外出なんかしたら
直ぐにお巡りさんに逮捕されちゃいますよ~~。
とにかくヤフオクのおかげでこのナイフの由来が分かり満足です。