バイオリンマークのナイフ。

 本日は居合の稽古日だったのですが、肩と腰の調子が悪く接骨院に行くため、稽古

はお休みしました。

 今週はちょいと仕事がハードだったんですよね~~。

 

 私が持っているナイフでブレードにバイオリンの刻印(楽器のバイオリンです。)が

あるポッケットナイフがあるのですが、詳しいメーカーとかを調べてなく正体不明の

状態がかれこれ10年以上。

 そのメーカー等がやっと分かりました。

 きっかけはメルカリ、メルカリにバイオリンマークのナイフが出ておりそこから

色々と調べることができました。

 ナイフ自体は2丁出しのポケットナイフでどちらかというと普及品の感じ。

 ただ価格が1,600円と安かったので、まあいいかと購入。

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 見ての通りのナイフですが、40年は時代が経っているようです。

 そしてメーカー名が「ジョージイバーソン」。

 英国はシェフィールドの刃物メーカー、以下はネットからの説明記事引用です。

 

シェフィールドでカトラリーを作るイバーソンについて最初に言及されたのは、ウィリアム・イバーソンがカトラリーの会社から自由を与えられた1673年でした。ウィリアムの息子ジョセフは1759年にマスターカトラーになりました、それで家族はすでにカトラリー業界で非常に著名でした。家族の財産は、1871年にファーゲートのエクスチェンジゲートウェイにあるアルバートウィルソンとウィルソンとイバーソンを作成したジョージイバーソンの仕事を通じて確立されました。

1874年までに、ジョージ・イバーソンはウェストストリートのセントラルワークスで自分で作業し、テーブルナイフ、彫刻家、かみそり、トレードナイフを製造していました。彼らは、真珠、べっ甲、象牙などの高価な素材で作られた手で鍛造されたペンとポケットナイフで最も有名でした。Ibberson'sは、1920年代半ば以降、会社に関するいくつかのプロモーションフィルムを作成しました。これは、手で鍛造されたペンナイフの製造など、工場でカトラリーを製造するプロセスを示しています。彼らは20世紀にヨットナイフとそのアクションナイフの範囲を含む新しい範囲を開発し続けました。

同社は1980年代に売却され、1983年に名前と「ダブルシャープ」メーカーズマークがEgginton BrothersLtdに買収されました。

 

 売却される前と後では品質に差が出るのでしょうね。

 古いイバーソンナイフはオールドイバーソンナイフとしてけっこうネットでも販売

されていますが、値段がこれまたけっこうお高い。

 でもホワイトパールやシルバーハンドルの多徳ナイフはすごく良いです。

 一見の価値があります。

 以前にホワイトパールハンドルのナイフは紹介していますが、再度ご紹介。

   

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ファイルワークが見事です。

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 次は3丁出しです。

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ライナーの内側にも刻印がありますが、意味は不明。

 昔のシェフィールドのナイフって本当に雰囲気いいですね。

 これらのナイフを入手した時はそれほど良さというのを認識してなかったのですが、

今では当時の自分を褒めてあげたい!!よくぞ購入していたと。

 今だとこれだけのナイフはなかなか入手できません。