模擬刀をばらしてみたら。

 今日は朝からダラダラしていまして、テレビを見たりパソコンに向かったりで外に
でることもせず、なんとなく一日が過ぎてしまいました。
 それでも思い立ったらじゃないですが、居合用の模擬刀をばらしてみました。
 
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 この刀は以前、骨董品店で安く入手した物ですが、稽古で使用してみると重さ
バランス等は問題ないのですが、振ると鍔のあたりでカチッと音がします。
 大きくガタツキがあるわけではないので特に問題無いといえば無いのですが
なんとなく気になります。
 それで今回この刀を分解して原因の追究をしてみたいと思います。
 (そんな大袈裟なことでもないのですが。)
 居合い用の模擬刀の柄を外すのはけっこう大変ということを聞いていたのです
が確かにガッチリ入っていて固定されているような感じ、真剣の柄を外すように
簡単ではなさそう。
 まづは目釘を外します、こちらはわりと簡単にはずれました。
 そして柄です、鍔のところに当て木をあて木槌で慎重にコンコンと叩きます。
 
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これが使用した当て木。
真剣の柄を外す時、柄が
固く刀身がとれない時は
これを当てて木槌で叩き
ます。
そうするとけっこう簡単に
柄から刀身が抜けます。
 
ちなみにこの当て木は自作
品、ホームセンターで適当
な端材を物色して、この
形にカットしただけです。
(数百円なりで完成。)
 やはり模擬刀は柄を外すことを想定していませんから、けっこう固く刀身が固定
されておりましたが当て木を当て無理せずコンコンやっていたら、スルッと抜けて
きました。
 
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 模擬刀の中味というのはこうなっていたのですね。
 目釘穴が二つ開いているのは何故なのでしょう?
 そして鍔の部分を見てみると。
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確かに1・2ミリ、ほんの僅かに隙間がありました。
これが原因?
 
さてどうしましょう。
鍔にせめ金を入れて固定
しようか?
それとも鍔そのものを交換
しちゃおうか。
 
この模擬刀、抜き身の重さ
が800グラム、もうちょい重
くても私的には良いかなと
思っていたので、今付いている鍔より重い鍔を探してきて付ければいいか、なんて
ことも考えています。
 
とりあえず今日はこのままで再度組み直し、どうするか考えてみます。