今日は飲み会。

 先程まで「白鞘友の会」のごく内輪の飲み会に参加しておりました、まだちょっと酔っ払い状態です。
 前にブログにも書きましたが私がよくお伺いする刃物屋さんのご主人が今年亡くなりました、ご主人を偲んで「白鞘友の会」として小刀を作ろうということになり、今回その小刀ができあがったという連絡が事務局のSさんからきましての集りとなりました。
 今回の小刀ですが事務局Sさんが「三代 左久作・池上善幸氏」に注文をし準備を進めていたものでして、久作さんは二代の頃からご主人と親密なお付き合いがあったということであり、5月にご連絡をしたところ、
 「それは願ってもない、いいお話だ、ぜひお受けしたい。」
 と快諾いただいたそうです。
 今回の集りは参加人数四名と少人数でしたが、参加した面子を見てみると会長のTさん、事務局Sさん、アマチュアナイフメーカーのSさんそして私といづれも刃物については濃い人ばかり、刃物談義であっというまの2時間半でした。
 そしてこれが今回の小刀です。
 
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『縁』という銘がつけられております。
鋼は「スウェーデン鋼アッサブK120」
地金はお城の古い鉄を使用しているとの
ことです。
 
久作さんもご主人にたいする思いもおあり
だったのでしょう、非常に素晴らしい出来
の小刀となっております。
四本の「縁」の小刀のなかから私が選らん
だのがこれです。
その他の三本もそれぞれに個性があり特
色がある出来となっていました。
 
 
 
 
 
 
 
当初この小刀の配分をどうするかくじ引きかあみだくじするかとか言っていたのですが、
各自がこれがいい、じゃ私はこれと言っているうちにおもしろいことに自然と各自の小刀が決定していたのです。
 小刀を見る視点が各自色々あってなかなかおもしろかったです。