左久作の槍鉋をブログに載せたら、白鞘友の会事務局Sさんから連絡がきました。
「左久作の槍鉋を手に入れたみたいですね、2代目左久作の槍鉋で間違いないです、おめでとうございます。今それについて手紙を書いていますから。」
えっ、左久作の槍鉋ってそんなにポイント高かったんでしたっけ?
もしかして超レア品?
しかも本日もう手紙が届いていました、Sさん筆まめ。
読ませていただいてちょっとビックリ、私の予想以上のお品でした。
それと前回のブログに載せた写真がよくないので、今回撮りなおした写真を載せて
みました。
さてこの槍鉋、先代の二代目左久作の作品で間違いないようです。
先代が亡くなった時(2008年8月21日、享年84歳)に、3代目の池上
善幸氏が箱書きをして中山商店店主の中山文孝氏に贈ったものだそうです。
しかもこのあたりの話が槍鉋の写真とともにナイフマガジン2009年8月号に
掲載されています。
この槍鉋、エピソード付きの超一品でした。
そしてこれから先は白鞘友の会事務局Sさんの手紙からの引用になります。
『「鉋」そのものは、今から40年位前に工業デザイナーの秋岡芳夫氏が、先代
久作に注文をし始め、その頃から手掛けるようになりました。
形(用途)としては、広葉樹用で、楢や水目桜などの硬い材に適合するようなつく
りになっております。』
いずれにしても今となっては入手不可能な超一流なお品となります。
大切にしていきたいと思います。
それからブログ上からですが、Sさんお手紙と資料ありがとうございます。