小刀・包丁・包丁

 昨日は所用が入り居合のお稽古は休み、夕方からいつもの刃物屋さん
へ行ってきました。
 前回書きました包友の小刀を購入。
イメージ 1イメージ 2





















イメージ 3イメージ 4













 この小刀の履歴は前回書いたとおり、仙台物の小刀ということでちょっ
と感慨深いものがありますね。
 さらにこの小刀、一応、菜切り包丁とセットでの販売となっておりました。
 その菜切り包丁がこちら。
イメージ 5イメージ 6














イメージ 7 この包丁の画像を見て“あっ!”と思った
方はかなりの通です。
 はい、そのとおり30年以上前の会津鍛冶
の包丁です。
 重也の刻印と包丁の作り、特に口金の部
分の作りから会津の物で間違いないです。
との白鞘友の会事務局Sさんのお話しでし
た。
 包丁自体の出来はごく一般的な普及品。
高級品ではないです。
 しかしながら会津鍛冶の包丁が今、店頭
で購入できるなんてほとんどあり得ないこと
ですから、見つけたら即買いです。
 そうなるとお値段が気になるというあなた。
 二本セットだからお高いだろうと思っている、そこのあなた。
 ご安心ください、信じられないくらいの安さです、仙台物の小刀と会津
鍛冶の包丁がセットでこの値段!!!というくらいの価格です。
(ブログでお値段まで公表するのはさすがに憚られるものですから。)
 もともとこの商品はお店の奥に眠っていた物でして、今回処分価格とい
うことでのものです。
 ですから小刀と包丁のセットというより小刀を買うと重也の包丁がおまけ
で付いてくる的な感じ。
 仙台近郊にお住まいの和式刃物好きの皆さん、興味があったら是非
「中山商店」さんを訪ねてみてください。
 なおこの商品、当然ながら数量に限りがあります、私が購入したその日
にも1セット売れていましたよ、早い者勝ちです。
 さらに、さらに実はこの日菜切り包丁をもう一本買ってしまいました。
イメージ 8イメージ 9













イメージ 10
 「久寿」作の菜切り包丁ですが、詳細は
不明。
 ただし、この包丁絶品らしいです。
 白鞘友の会事務局Sさんが、
 「とにかくお試しで使ってみて!!!」
 
 菜切り包丁を一日で二本も買ってどうす
るの?というご意見はごもっとも。
 重也は資料用、久寿は自宅使用という
ことで購入。
 ちなみにこの菜切りはSさんのスペシャ
仕様です。
 砥ぎはもちろん柄を漆塗りで仕上げているのもSさん。
 現在、中山商店さんの店頭にあるのはメーカー出荷状態で柄は白木の
ままです。
 でもこちらも品質からいったら非常にリーズナブルですから是非現物を
手に取って見てほしいですね。