清忠の小刀

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 前回、も作の小刀を入手した経緯を書きましたが、代金の支払いでお店に伺った時にちょっとした
ハプニングがありました。
 それこそお金を握りしめて「取り置きしてもらっていたも作の小刀、取りにきました。」と勢い込んで
お店に行くと、今回もお茶をだされ、「ちゃんと取り置いてるよ、ちょっと待ってて。」との社長の言葉
に待つこと10分、「おかしいな~、見つからないな~、売った記憶はないんだけどな。」
 えー嘘でしょ、見つからないの~、売っちゃたりしてないよね。とハラハラドキドキしながらさらに待つこと5分、「あったあった、こんなとこにあった。」
 ほっと胸をなでおろしながら支払いをしようとしたまさにその時、もう一本別の小刀がポロッとでてき
たのです。
 誰の作だろうと早速見せていただくと、なんと『清忠』と銘があるではないですか。清忠といえば東京
月島の鑿鍛冶、嶋村幸三郎の作ではないですか!!現在では廃業されていて店頭で清忠の小刀を見かける
ことはほとんど無く、まさにレアな逸品。
 これはもう二本とも買うしかない、今買わなければ絶対誰かが買っていく、も作と一緒に出てきたのは
私に買えと言っているんだ、などと勝手なことを考えながら、「これ二本ともください。欲しいです。」
 という経緯で清忠の小刀も私の元へとやってきました。
 値段的には非常にリーズナブルにしていただき本当に感謝感謝です。