「左市国」銘の小刀を少々前に手に入れました。
「市国」銘ですと東京小松川に長谷川藤作さんという鑿鍛冶がいらっ
しゃったそうですが同一人物なのかは分かりません。
大正2年生まれということですからとっくに廃業されてるとはおもい
ますが。
小刀自体はかなり古そうな雰囲気でなんとなく昭和の香りがします。
銘はちゃんとした切り銘で肌は槌目です。
小刀自体の出来はごく普通の普及品といっ
たところですか。
この小刀ヤフオクで落札したのですが、状態
はあまり良くなく錆がけっこうありました。
ただ深い錆は無く、手入れをしたら画像の
ようになんとか見れる感じになりました。
近頃のヤフオクはこと小刀に関しては熱いですよね。
左久作のコレクター放出品と思われる品が大量に出品され、落札額を
見てもこれまたホット、3～4万円平均で、「風神」の銘がある小刀がなん
と66,000円もの高額金額。
先代の左久作は人気ありますね～～。
さらには藤原良明、白鷹さんや岩崎重義の小刀がぞろぞろと出品！！
私もちょっかい程度で入札してみましたが、早々に断念いたしました。
けっこう金額が高くなってますよね。
和物の刃物人気は私の予想以上にあるのかもしれません。 小刀女子なんてのも出てきませんかね？（出ない、出ない。） 
