hmtの時計

 先日ネットオークションで腕時計を一つ落札。
 姿形が私好みでしたので入札してみたら、”あれれ落札しちゃった。”みたいな感じ。
 したがいまして落札額は驚きの2,000円弱!!!
 それがこの時計。
イメージ 1イメージ 2














イメージ 3 イギリス官給品を示すブロードアロー
のマークもカッコよくヴィンテージっぽく
てなかなかいいですね。
 このhmtブランドの手巻き時計ですが
なんとインド製!!
 インドの国策企業のような会社だそう
で、なんとなくイギリス軍用時計のような
雰囲気がするのはそのせい?
 しかもムーブメントは50年前に日本の
シチズンから技術供与を受けて生産し
ている物というからさらにビックリ。
 ちょっとわくわくしながら時計到着を
待っていたのですが。
 現物はなかなか渋くいい感じ。
 でも、でもなのです。時間を合わせようとしたら短針が動かない
 皮バンドが付いていましたが腕につけようとしたら止め金具がぽろっと
とれた!!!!ひぇーっ、なんじゃこりゃ。
 出品者にクレームをいれたら返金に応じますとのことでしたが、嫁さん
がリューズをくるくる回していたら短針が動くようになり(それでも短針と
長針の指す時間がずれてしまっている。)、バンドはなんと偶然ぴったり
の金属バンドがお家にありで、結局この時計を引き取ることにしました。
 ネットで調べたら現地ではなんと2000円くらいで買える時計らしいです、
でもこれだけのレベルの物(完品であれば)を2000円というのはインド
恐るべし。
 多分この時計は個体差がけっこうあるのかも、私のところに来たもの
はハズレ品。
 もしhmtの時計をこれから購入しようと考えている方、できたら現物を
確認できるショップからが良いと思います。
 ヤフオクやネット通販の場合はクレームにしっかり対応してくれる所を
選んだほうが泣きをみないと思います。
 hmtの時計は種類が色々あるようですから、大人のおもちゃ感覚で
楽しむのがいいかもしれません。

 hmt時計後日談。
 バンドは上の画像のように金属バンドに交換。
 長針と短針のズレがどうしても気になります(短針が12時ちょうどを指し
ている時に長針は11時40分を指しているという。)、とうとう修理に出して
しまいました。
 幸い仙台市内に機械式時計の修理を安くやってくれるお店を知ってい
まして、そこにお願いしました。
 なんでも長針と短針の下にバネのような物がありそれがおかしかった
ようです。
 なんと2000円で修理完了。
 という訳でこの時計、休日などには使用しております。
 日差でだいたい1分くらいの遅れがでますが、まあ楽しんで付けてい
ます。