え~~~っ、刀を一振り買ってしまいました。
2尺3寸5分の古刀、在銘の備前刀です。
時代は室町初期といったところでしょうか?
例によってネットオークションで落札、昨日到着しました。
もともとこの刀を落札するつもりはなかったのです、オークションサイトを
見ていたらなかなかいい刀だなーと思い、思わず入札。
でもまさかその入札した価格で落札とは全く考えていませんでしたので、
しばらくほっておいて終了1時間前に見てみると、
“あれ、まだ高値更新されてないよ珍しいな。”
終了10分前、
“えっ、ウソまだ誰も入札していない。まさかこんな値段で落札するなんて
ないよね。”
そして終了1分前・・・・・5・4・3・2・1秒前。
おめでとうございます。あなたが落札者です。
いやこんな価格で落札していいのかよ!嬉しい、確かに嬉しい。でも心の
準備とお金の準備がぁ~~~~。
幸いなことにまだ家族には気がつかれていません、到着した荷物は宅配BOX
に配達され私がとってきましたから。だからきっとバレてないはず。
(怖い非常に怖い、奥さんにバレるのが怖い。)
さて到着した刀を見てみますと、値段が値段でしたので多少錆有りで拵え
も痛みがあります。
金具は本歌のそこそこ良い物が付いており、研ぎをかけ拵えを直せばかなり
グレードアップ、化けますよこの刀。
反りが深いのと樋が無いので居合には向きません、完全な鑑賞用の刀となり
そうです。
しかし状態に多少の難があり時代なりの疲れが見られるとはいえ、備前物の古刀でそこそこ寸がある刀がかなりの低額で落札できたというのはラッキー
といえば超ラッキーなのですが、不意の高額出費、痛いわぁー。
しかも研ぎと拵えにもお金がかかります。
研ぎあがり拵えも修理できましたらこちらの刀の画像はアップしたいと思います。