初めてのブログ連投です。
本日の「ぼくのナイフ展」実行委員会は中山商店さんに場所をお借りして開かれた
のですが、委員会終了後はみんなでお店の中をあっちうろうろこっちうろうろ。
「包丁が欲しいんだよね。」
「おっ、このナイフ、レミントンのフルサイズレプリカ、カスタムナイフでこの値段安い。」
「このキリ(大工道具の錐です。)もう入手できないぞ、絶滅危惧種みたいなもんだぞ。」
ほとんどカオス状態、なんでかしらないが皆さん買い物タイム突入。
でっ、私も見つけてしまったのです。
「あれ!坂光の小刀だ!もう無いと思っていたのに。」
以前ブログで紹介したこともあるのですが坂光の小刀はお値段安いが性能は良い
という非常にコスパに優れたお品、しかも作者の坂井久二さんは既に亡くなっており
流通在庫限りの買うなら“いまでしょ”の小刀。
しかしその脇で白鞘友の会事務局Sさんが囁く。
「高木さん(チョウナ鍛冶とのこと)の小刀は良いよ~~。この地金いいでしょ。」
まるで悪魔の囁き、でも見てみるとたしかに地金がいいのです。
今回は持ち合わせがないので坂光を買ってしまいました。(おいおいアンタ坂光の
小刀持っているだろう。)
私が以前買い求めた物には青紙と鋼種
が刻印されていたのですが、これには刻
印が無いです。
坂光の小刀は量産品の普段使いの品で
すがその品質は高く、お値段からいくと素
晴らしいの一言につきます。
こういった物を作っていた方々が次々と
亡くなっていくのは本当に残念なことです。