昨日は居合のお稽古、もうすぐ県大会だというのに肩の調子が不調です。
抜きつけると肩が“イテテ。”状態、、こんなんで大会出場なんて大丈夫なのかと
少々不安。
とか思いつつ午後はいつもの刃物屋さんを訪問いたしました、実は白鞘友の会
事務局Sさんから連絡があり“野村俊信”の鑿と鉈があるよとのことでしたので、
早速拝見しにお伺いいたしました。
野村俊信というと善作最後の弟子ということで、人によっては四代目善作と呼ん
でいる方もいるようですが正式に襲名しているわけではないようです。
というか私自身あまり野村俊信という人をよく知りません、とにかくすごい鑿を打つ
職人さん程度の知識しかありません。
お伺いして早速見せていただいたのですが突き鑿と剣鉈、作りが見事な墨流しで
す。
剣鉈は大きさのわりには軽い感じです、関東マタギの剣鉈とメモがありました。
そして鑿がすごい、というか私、鑿はまったく判りませんがこの鑿を見た大工さん
達が“この鑿が欲しいなぁ~。”と皆ため息をついていたそうですからすごいのでし
ょうね。
お値段はお一つで二桁万円とのことですから私の想像を超えていました。
すごい名品なのですね。
(鑿はともかく剣鉈は欲しいですね、いいですよ。)
そうこうしていると、もう一人お客さんが来店、山形のYさん、この方もお店の常
連さんで私とも旧知の仲。
Yさんはフォールディングナイフに造詣が深く、自身でも工作をこなされ、なんと
フォールディングナイフをバラして再組み立てぐらいのことはできちゃう方です。
Yさんの来店で久しぶりにナイフ談議となり、お店の在庫の鹿山さんのナイフ、
イギリスのカスタムナイフメーカーのスタン・ショウの作品(シルバーハンドルの
豪華なナイフです。)、そして東京ナイフ等々を見せていただき、このところ和物
ばかりでしたので、改めてナイフもいいよねと実感してしまいました。
特に東京ナイフ、クラシックなつくりではまってしまいそうです。