ネットオークションで鍔を入手いたしました。
金家の鍔です。
室町期の本物の金家でしたらとんでもないことですが、江戸期の金家の摸作でしょう。
ほとんど期待しないで落札した品なので
すが、現物は意外と良い感じです。
山水画のような意匠がこれまた渋く、銘も
なかなか達筆に切ってあります。
さて、何故この鍔を買ったかというとです
ね。
ズバリ『居合いの拵え』用です。
先日紹介いたしました「長船倫光」の用の
付け鍔を探していたのです。
この鍔ほんと目的にピッタリなんです。
まずはサイズが7.9CM、居合いには
よいサイズ。
そして形が木瓜形。
(丸鍔だと床に刀を置いた時、刀がコ
ロンと転がるような感じになるんです。)
さらに重さが115g、この重さであると拵え装着時のバランスが良いのです。
今回は鍔のスペックだけで決めて入手したのですが現物は画像の通りで、なかな
か良い感じでした。
(しかも値段も安かったのです。なんと6,000円程度で落札。)
拵えの用意も早くしなければ、ですよね。