昨日から右肩が痛いです、会社帰りに接骨院によったら、
「どうしたんですか、肩がガチガチですよ。」
と接骨院の先生から言われるしまつ。
心あたりは居合しかないかな。
発端は土曜日の稽古の時、同門の二段女子から、
「鉄蔵さん、真剣どうするんですか?」
と、突然の質問。
「この前の稽古の時使ってみたんだけど模擬刀に慣れすぎていてイマイチしっくり
こないんだよね。三段とったら真剣買うの?」
「この頃すごく真剣に興味あるんです、どうしようかと思って。」
「それならさくらんぼ大会の時、業者来るからその時に現物見てみたら。」
なんて会話をしていたのですが、う~~ん真剣かぁと、家に帰ってから手元にある
居合向きの刀を三振り並べて考えることしばし。
一振りは長船倫光の太刀。
もう一振りは現代刀の肥前国吉光。
そして無銘の古刀。
倫光は抜き身で810gの重さ、現在使っている模擬刀と同じ重量で非常に振り
易い、姿が細身の太刀姿なので刀身そのものが軽くもうちょっと重さがあっても
いいかなという感じ。
吉光の刀は長さが2尺4寸4分、鍔を軽めの物に変えたので抜き身で860g。
普通に考えるとグッドスペックのはずなのですが、振ってみると先重な感じで
私にはちょっと合わないのです。
無銘の古刀は長さが2尺3寸9分で反りが5分、重さが900gを超えます。
付いている鍔が重いですのでこれを軽めのに交換するとけっこういい感じにな
りますが、柄が私にはちょっと短いようで稽古で使用するとしたら柄を作り変えな
ければなりません。
さてどうしようかな。
そんなこんなで土曜と日曜の夜は刀を並べて重さを測ったり、鍔を交換しては
振ってみてまた別の鍔を装着して振るなんてことを延々とやってしまいました。
その反動がもろに月曜に出てしまったかなぁ~~。
やはり無理はいけませんね。
さて、このブログを書く前にヤフオクをチラッと見ていたのですが、なんと千代鶴
是秀の小刀がまた一本出品されているではないですか。
「一以貫之」と銘が切られており、共箱に七十六翁とあります。
錆びによる朽ちこみもぽつぽつと見うけられ、実使用されていたのでしょうか?
刃の部分も擦れが見られますね。
出品者の説明では画像判断での入札、本物保障ではないようです。
私は是秀の小刀の現物は一度しか見たことがなく、しかも見た当時はあまり興味
がなかったので全然記憶に残っていないのです。
銘の切り方とかはなかなかいい感じだとは思いますが、真贋はどうなのでしょう。
詳しい人がみたら一発で判るのでしょうけれど、現在の価格は13万円ほどです
が一体幾らまで上がるのでしょうか、興味があります。