お盆ということで昨日は実家のある石巻に帰省しました。
帰省とはいっても震災の影響もあり日帰りでの帰省です。
震災から五ヶ月たっているのに、行ってみて絶句、ガレキの他に所々に建物がぽつり・ぽつりと残っているだけなのです。
お寺の山門が跡形も無いあんなに立派だったのに、本堂はなんとか残っている。
そして一番びっくりしたのが、お寺から川が、北上川がみえるのです。以前はお寺と川の間には民家や商店がびっちりと立ち並び、川なんて絶対に見えなかったのに。
思わず、「お寺と川ってこんなに距離が近かったんだ。」とつぶやいてしまいました。
墓もガレキに埋まった状態でしたが、なんとか当家の墓の場所は確認できました。
線香もあげることもできず、ただ手をあわせただけでした。
「ご先祖様、申し訳ないもう少し辛抱してください。なるべく早く復旧させますから。」