家族全員無事でした。

 地震に襲われて一週間、やっと昨晩電気が復旧し幸いパソコンも無事で、こうして
ブログの更新ができるようになりました。
 私の場合、30年前の宮城県沖地震も経験しているのですが、今回の地震はその
比ではありません。
 あまりにも被害が大きすぎます。
 私の住んでいるところから数キロ先まで津波が押し寄せましたが家族は幸いにも
全員無事でした。
 また、県北の石巻には実家があり母や妹一家が住んでいるのですが当初まったく
連絡がとれず(現在も電話は一切通じません。)状況が分からない状態でした。
 15日にしびれを切らしてとにかく石巻に行こうと車で出発、内陸部経由で石巻市
へ、しかし水が引いておらず市内に入ったとたん足止めをくらい一旦市内を出て別
ルートから市内へ。
 なんとか大橋経由で北上川を渡ることができたのですが渡ったとたんもうそこは
ドロと瓦礫の山で、とても車で進めるような状態ではないように見え、そこで車を停車
しもうそこから先は歩きです。
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 あまりの惨状にただただ呆然、それでも母が避難しているであろう避難所を目指し
ひたすら歩きました。
 
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 最初に訪れた避難所には母の姿は無かったのですが他の避難所の名簿に母の
名前を発見、普段はあまり神などというのは信じていないのですがその時ばかりは
‘神さまありがとう’と感謝でした。
 そして次の避難所へと向かったのですが、向かう途中でなんと家の近所の方に偶
然出会い、母の安否を尋ねたところ。
 「お母さんだったらさっき家にいたよ。」 
 もう心のなかではガッツポーズでした。
 家にたどりつくとなんと妹とその娘も家にいて津波の跡形づけをしていたのです。
 「おーい。」と声をかけると、「どうやってここまで来たの。」とびっくりされる始末。
 実家はやや高いところに建っているのですがそれでも津波が床上1メートルまで
上がっており、壁にはくっきり跡が残っていました。
 ここまで水がきていながらよくみんな無事で!!
 本当にただただ感謝です。
 
 今回家族の安否は確認できたのですが、知人や親戚でまだ安否の確認ができて
いない人がいます。どうか皆無事でいますように。