三代目坂光の小刀。

 昨日は居合の稽古。

 高段の先生もいらっしゃっての稽古会です。

 制定居合1本目から12本目までの稽古会だったのですが、制定居合だったら

ある程度抜けると思っていた自分のあかさたなじゃなくて、浅はかさ。

 1本目から躓きました。

 刀を抜きだす位置が今まで私が抜いていた高さよりもかなり高い。

 そういえば前参加した強化稽古会でも”古い制定居合を抜いている。”と言われ

たことがありました。

 居合も進化しています。

 そして上段からの切り下し。

 これについては日本の刃物は引き切りである。和包丁なんかは良い例。

 日本刀も同じ。こういう説明をされまして、ちゃんと切れていないと・・・。

 制定居合で修正点がいっぱいあるというのはどういう事。

 とにかく自分自身で研究していかないとです。

 

 そういうことでまた私の生活は居合と仕事が中心の生活です。

 ついでに今日は久しぶりの小刀紹介。

 つい最近入手した小刀。

 「三代目坂光」の小刀ということで入手した物なのですが、銘は「吉秀」?

どういうこと?

 地金は極軟鉄、鋼は白紙2号。

 利器材を使用した小刀ではなく、けっこう真面目に鍛造された小刀です。

 吉秀の銘ですが、坂光を製作している増田切出工場のホームページを拝見した

ら謎が解明されました。

 現在、増田切出工場の棟梁(HPではそういう記載がされています。)2代目坂光

さんは増田健さん

 そして3代目坂光さんが田吉秀さん、そうです吉秀銘の小刀は増田吉秀さんが製作

されている小刀のようです。

 

          

          

         

 

 かなりしっかりとした小刀で、私はネット通販での購入だったのですが、

お値段1万円以下というお値打ち価格。

 ちゃんとした鍛造刃物でこの値段は安いと思います。

 まだ店舗在庫はあるようですから気にいられた方は早めの購入をされた

ほうがいいと思います。

 刃幅には21㎜と24㎜の2種類あり、私のは21㎜です。