藤安将平の小刀。

 土日は居合の稽古三昧でした。

 土曜日は定例の稽古会、日曜日は県の強化稽古。

 二日連チャンでオジサンはけっこうヘロヘロです。

 でもね強化稽古は出ないといけませんね。

 制定居合の技が少しずつ変化してる場合があるのですよ。

 前にも言われたことがあるのですが、私の居合は古い居合を抜いていると。

 制定居合は進化するというのを頭におきながら稽古しないと。

 

 久しぶりの小刀紹介ですね。

 藤安将平刀匠の小刀です。

 しかも小柄の小刀ではなくいわゆる切り出しタイプの小刀です。

 藤安将平刀匠は福島県福島市在住で、人間国宝の宮入行平刀匠の元で修行されて

います。

 

   

 

 立派な共箱ですが年期を見ると、なんと昭和五十六年!!!!

 びっくりですよね。

 保存があまり良くなかったのでしょうか箱やヒモ(本革です。)にシミが多数。

           

 

          

           

 刃を見ると、古研ぎのようになっておりちゃんとした研ぎを入れれば凄い小刀

になると思います。

 このクラスの小刀を自分で研ぐのは無理、砥石はあっても技術がない。

 しかもこのところは砥石に触れてもいません。(ダメじゃん。)

 裏銘は「昭和五十六年春 将平昨」とちゃんと読めるのですが、表銘が分かり

ません。

 「玉 ◯❓」、刀匠作の小刀ですから玉鋼ですかね?読めません。

 このところメルカリやヤフオクで刀匠作の小刀をよく見かけます。

 けっこういい値段なんですよね。

 藤安将平刀匠の作品は前から欲しかったものですから無理しちゃいました。