舶来式折込小刀。

 居合を始めて早くも10年以上経っています。

 稽古をしていてこの頃思うことは、今がちょっとした転換点かな?という感じです。

 制定居合についてはある程度正確に抜けていると思うのですが、先日五段の

方から指摘されたのが、『剣勢』が弱い。

 原因は手の内。

 順手、切り手、止め手をちゃんと意識できていないが為です。

 握りが硬いようです。

 ここら辺の基本的なところをもう一度稽古し直し、自分の居合の形を見つけ

ていかないとダメかなと思っています。

 

 さてさて、本日のご紹介は小刀は小刀でも「舶来式折込小刀」。

 所謂ナイフ、折りたたみナイフです。

 昨日も震度5地震が来てほんとこのところヤバいです。

 コロナもヤバいですが、なんか地震もヤバい。

 その前の地震の時の片づけをちょこちょこしていましたら出てきました。

 そう言えばこんなの買っていました!なんていう物が色々と出てきました。

 その一つがこのナイフ。

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 明治時代の輸出用ナイフの復刻版ですね。

 関製で青紙の割り込み鋼を使用しています。

 現代製だけあって出来はいいですよ。

 購入値段は忘れてしまいましたが、それなりにいい値段だったと思います。

 

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 こんな桐箱いりです。

 

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 説明書です。

 これを読むと関アウトドアナイフショウ10周年記念で限定150本生産とあり

ますから、2003年の発売ですかね?けっこう昔に購入していました。

 まあ150本限定ですのでそれなりに貴重なナイフとなりますでしょうか。

 あの頃は小刀ではなく、ナイフにばかり興味がいっていましたから購入

するのもナイフばかり。

 小刀にはなんというか鉄そのものの良さを感じることができますが、ナイフ

には全体的に華がありますよね。

 今でもなんかきっかけがあるとナイフ本体を購入したり書籍を購入したり

ということもありますが、主体は小刀、というか和式の刃物になっていま

すね。

 鉄の地金の美しさをなんとなく感じられるようになりました。