重族や千代鶴貞秀。

 昨日は居合のお稽古の日で稽古会場までは行ったのですが、どうにも腰の

状態がよろしくない。

 こりゃダメだと先生に断りをいれて、通っている病院へと向かいリハビリを

うけました。

 このところけっこう仕事が立て込んでおりその影響かなとは思っていますが

何とも情けない話です。

 

 その後は所用があり街まで行き、ついでにいつもの刃物屋さんへGO!!

 お店に入って直ぐに気がついたのですが、なんか変わった物があるぞ。

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 これって手斧ってやつなのですか?

 少々小さめですが良い物なのでしょう。

 銘が無いのですが、よくよく見るとなんか刻印が。

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 分かりにくいですが、〇点が三つ。

 おおっ、これはもしかして重族の作品かーーー。

 重族って鍛冶屋さんは情報があまりなくて昭和の40年代頃の東京の鍛冶屋

さんでは?ってことくらいしか分からないのですが。

 小刀の現物も見たことがありますが、なかなかいい物でした。

 この商品も非常に貴重品だと思いますが、手斧は私の守備範囲外というのと

お値段もちょっと高嶺の花。

 ケースもけっこう凝った物ですから、どちらかというと趣味的なモノに近い

のかもしれません。

 その日はそれで帰る予定をしていたのですが、またまた面白い小刀を見せて

いただきまして・・・・、買ってしまいました。

 我ながら本当に意志が弱い。ショボいです。

 何を買ったかというと、

 二代目千代鶴貞秀です。

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 地金の感じがかなり良い小刀で、「青華」という銘があり平成四年の年期

もあります。

 かなりグレードの高い小刀ということが分かりますが、残念なことに共箱

が無くしかも小刀自体に多少難有りなのです。

 だからこれだけの小刀がお店に残っていたのかもしれません。

 それでここからは言い訳になるのですが、難有りとうことでかなりお安く

していただきました。

 これはもう買わないわけにはいきません。

 (ウチの奥さんにナイショです。)

 私のコレクションがまた一つ増えました。