仙台刀剣市というのに行ってきました。
夢メッセというイベントホールで10日(月)まで開催しています。
けっこう場所を広くとっており、刀と刀装具も展示されており、所謂「売り展」で
すが見ているだけでもけっこう楽しめました。
目貫なんかは15000円からあり、小柄も1本20000円からと買おうと思えば買える物
もありました。
写真撮影してもよいと許可をいただきましたので、目についた刀を数点撮影。
こちらは無銘の国包です。
無銘でも100万円するのですね。
こちらも仙台モノ、茎の写真も撮影しましたが、ちょっとよく分かりませんね。
「仙台住渋谷萬造藤原寿明」、江戸時代後期だそうです。
こちらで60万円。
今回の刀剣市は美術刀剣がメインで武用の刀はこの1振りしかありませんでした。
前所用者の方は居合をやっていたようで、実際に切っていたようです。
上段の樋入りの刀ですね。
実際に持たせていただきましたがバランスはまあまあで2尺4寸5分、反りが2㎝。
現代刀で 濃州住兼成の銘があります。
値段が40万円、中古ですし切り跡もありますから価格的にはこんなものなのでしょ
うか?居合用に安く購入したい人にはいいかもしれません。
鎌倉時代末の実阿の作品。
筑前国(福岡県)の刀匠のようですが、実物を見たのはこれが初めてでして、
お値段なんと2000万円!!!!
すごいですねとしか言いようがないです。
鑑賞している時になんと居合の同門の方もいらっしゃっていてビックリ。
私のほうはついでに2000円の下げ緒を購入しましたが、刀に付けてみたらもう
ちょい長さがあってもよかったかも。
まあ今度の稽古で使用してみて確認しましょう。
10日までこちらの刀剣市やっていますから、興味のある仙台近郊の方は行って
みてはいかがでしょうか。