稽古始め。

 本日は居合の稽古始めの日。

 年末は仕事が忙しく稽古をずっと休んでいたので稽古に参加したのは約1カ月半ぶりでした。

 本日は制定居合中心の稽古でしたが、修正点を色々と先生から指摘され長期

間稽古を休むとやはりダメですね。

 前々から姿勢が前傾すると言われていたのですが、3本目で立ち上がりながら刀を抜きつける時、“よっこらしょ”と体が前傾してしまう感じです。

 すぐに修正をかけましたがこれ結構根深い問題ですから気をつけていきたい

と思っています。

 

 さて新春恒例ですが、鹽竈神社博物館で刀剣展をやっています。

 私も先日見てきました。

 今回はお題は「仙台藩の刀工 國包 」!!

 ついにきました國包です。

 共催の宮城県美術刀剣保存協会が今年70周年ということでかなり力がはい

っているとのことです。(私の知り合いの保存協会の方が言っていました。)

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 貴重な初代から三代の作品が数多く見られるとともに、面白かったのが

十四代国包の脇差が展示されていたのです。

 私のなかでは国包は十三代までという認識だったのですが、なんと大正

四年の年期がはいった脇差があるではないですか。

 作例はわずかしかないようですが、確かに十四代国包として作刀している

ようです。

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 展示は今月の26日までですから近場の方はぜひ見てみてはいかがでしょ

うか。

 会場では図録も販売されておりこちらは1冊2000円。私は迷わず購入

しました、銘の特徴も詳しく載っており写真、押し型とともに参考になりまし

た。