David Boye BASIC2

 この前の日曜日、「宮城県居合道大会」が県武道館で開催されました。

 私も出場しましたが・・・・・・・・、二回戦敗退。

 (;´д`)トホホです。

 なかなか自分の中でブレークスルーが起こせまん。二回戦の壁が破れません。

 と、まあそんな愚痴よりも、私の所属している会の同門の方々ですが、なんとなんと

三段、四段、五段の部で優勝しちゃいました!

 これってすごくない。

 一つの会から3名も優勝者が出るなんて、すごいでしょう。

 改めてそんな人達と一緒に稽古しているんだと思っちゃいました。

 居合道を修行している身としては、これは本当に幸運ですね。

 次の大会、昇段審査に向けてまた頑張っていきましょう。

 

 久しぶりの居合ネタでしたが、今回ご紹介刃物はこれまた久しぶりのナイフです。

          「David Boye BASIC2」

 このナイフご存知の方はかなりナイフに造詣が深いと思います。

 現在の日本ではほとんど見ないですから。

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 私が入手したのは最近なのですが、一言でいうと懐かしいなという感じ。

 なんか資料があったはずと、探してみましたら有りました。

 今はもう定期発行はされていない「ナイフマガジン」という雑誌がありまして、

それの1993年6月号(古~~いです。)にDavid Boye のナイフ記事がありました。

 David Boye はアメリカのカスタムナイフメーカーでその製作方法がなんと鋳造。

 日本でカスタムナイフ製作というと鋼材の板を削りだすストックアンドリムーバ

ブル法か昔ながらの鍛冶屋さんの鍛造の二択ですがこのナイフは鋳造。

 手に取った感じは、南部鉄器みたいだなぁ~というのが感想です。

 デンドライト鋳造法というのだそうですが、鋳造することにより金属の組成が変化

し、ナイフの切れ味と刃持ちが良くなるそうです。

 当時の私的にはあまり興味を引くナイフではなかったのでしょう、カスタムナイフ

としてはそれほど高額なプライスは付いていなかったのに、私の「欲しいナイフリス

ト」には載っていませんでした。

 歳を重ねると趣味嗜好も変わってきているのでしょう、懐かしさもあり入手してし

まいました。

 こちらのナイフにはナイロンポーチが付属していたのですが、

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 こちらのポーチも当時モノのようです。

 

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 ポーチの内側には真鍮製の内ケースがあります。

 今だとカイデックスでも使うことになるのでしょうか?

 ネットでアメリカのサイトを見てみたら200ドル超えのプライスがついており、

もはやプレミアム価格でした。

 1993年当時でDavid Boyeはカスタムナイフメーカー歴20年なんて書いてあり、写真

をみると当時でも中年のオッサンでしたからもはや製造してないのかもしれません。

 懐かしいナイフを入手できました。