22日と23日、仙台の戦災復興記念館で刀剣展示即売会があり、見に行って
きました。
主催が平左衛門百観音堂と刀剣杉というお店でして、完全な売り展ですね。
まあ色々な刀が見られるますのでこれは行くしかないでしょう。
会場は会議室を使用しており、わりとコンパクトな感じでした。
売り場の方と色々とお話しさせていただき、写真撮影もOKをいただきまし
た。
売り場の方は全部で4名いらっしゃったのですが、その内の一人、
「彼は研ぎ師ですよ。」と紹介されたのがなんと外国の方、伝統文化への
外国人進出も結構すごい!しかも居合道もされているとか。
見て思ったのが、ほんと刀もピンからキリまで、無銘の脇差だとなんとまあ
数万円で変えてしまうのです。
居合用で使えそうな刀も35万円くらいからあるそうで、取りあえず会場で
撮影した刀を載せておきます。
残念ながら昨年4月に亡くなられています。
身幅の広い豪壮な作りです。
肥前国住一吉の銘の刀ですね、こちらの刀匠は肥前国忠吉を目標に刀を
打っていたそうです。
刃紋は見事です。
こちらの刀は為書きが有り、ここには居合刀と書いてありますが完全な
注文打ちの美術刀剣仕様です。
こちらの3振りは実際に持たせていただきましたが、抜き身で1000ℊ超え
だと思います。
私にはちょっと重いですね。
でもこのレベルの刀がこの値段というのは結構安いと感じました。
(買いませんけどね、というかポンコツ刀を買ったせいで買えません。)
ポンコツ刀改めスマート刀の刀匠のことも聞いてみましたが、
「あ~、あの人は刀を多く作る人だから。」
まあ居合用とかにある程度安価に提供してくれるという意味だと思いまし
た。その中にはちょいと仕上げの粗い物もあったりするのかな?
そして今回の目玉ですかね!!!
拵えも見事ですが、お値段も1200万円也。見事です。
「定利」鎌倉時代の刀だそうです。
2800万円!すご~~い。
その他にも上林恒平刀匠の短刀、仙寿の龍の彫り物が入っていました。
これは良かった、お見事でした。
今回は色々と見せていただき、実際に持たせてもいただきお話も色々と聞か
せていただきとけっこう中身の濃い時間を過ごさせていただきました。