小刀の整理を(別に断捨離するわけではありません。)していましたところ。
さ・さ・さ錆が出ている小刀を発見!!!
切っ先のところに黒錆が出ています。
お手入れをせねばなりません、けっこう深そうな錆で、砥石をあてないとダメ
なようです、因みに小刀は「包友」の小刀です。
「包友」と言っても知らない方がほとんどだと思いますが、30年以上前に
仙台の大崎八幡宮の大鳥居井の左に鍛冶屋さんがありそこで打った小刀だそ
うです。(以上、白鞘友の会事務局Sさん情報です。)
包友という銘からいくと、もしかすると国包系の刀匠だった鍛冶屋さんか
もしれません、けっこう夢がありますね。
砥石は中砥は人造砥石のベスター、仕上げ砥は天然砥を使用しました。
銘切りはけっこう個性的な銘です。
砥ぎをアップにすると粗が見え見えですね。
それでも砥ぎを入れるとかなり切れますよこの小刀。
なんといっても砥いでいる最中にいつの間にか人差し指を切ってしまい、砥石
が赤く染まるというシュールな事態になってしまいました。
もはや廃業の鍛冶屋さんですから包友の小刀はこれ以上は入手できません。
繰り小刀もありましたから買っておけばよかったぁー、残念。