東郷平八郎の刀

 仙台の東照宮という神社では毎月第四日曜日に骨董市が開かれています。本日
行ってみたのですが、あいにくの霧雨状態、特におもしろそうな物も今回はなかった
のでさっさっと帰ってきてしまいました。
 午後は家のなかでぐだぐだしているとTVで「なんでも鑑定団」の再放送をやってお
り(2月の再放送らしいです。)なんと東郷平八郎の刀がでてきたではないですか、
買値が一般市民には驚きの4000万円。大正天皇から下賜された刀とのことで、た
しかに拵えはりっぱ、刀も三条吉則ですか良いものなのでしょうがいくらなんでもこの
値段はないだろうと思っていたのですが、鑑定結果はなんと驚きの
         5000万円
 びっくりですよね。日本刀そのものの価値ではなく、大正天皇東郷平八郎元帥と
いう二人のビックネームによる付加価値なんでしょうね。本来は個人蔵ではなく博物
館にでも所蔵されるべき刀なんですね。持ち主の方は刀についての知識は無いよう
な紹介だったのですが、手入れとか大丈夫なんでしょうか。余計な心配とは思いつ
つ心配してしまいました。
 いい刀を見ると自分もいい刀が欲しくなりました。でも日本刀の世界では200万
300万は当たり前みたいですから「道楽もいいかげんにしなさい」と妻に怒られそう
なので見るだけで我慢、我慢。