黒蜥蜴だぜ~。

 今回紹介いたします小刀は昨年入手したものですが、これがまたかなり

レア、すごくレア物なのです。
 どこが凄いのかというと・・・・・・・・・。
           初代「千代鶴貞秀」
の小刀なのですから。
 二代目はけっこう小刀作っており市場には出回っておりますが、初代は
やはり鉋鍛冶、小刀はそれほど打っていないはずです。 
 以前聞いた話では20~30本くらいでは?
 そして私が実際に見たことがあるのが、「千代乃夢」、「風神雷神」(左右)
「阿吽」(左右)このくらいですかね。
 初代の鉋はまだけっこう見かけますが(もっとも店頭では非売品になって
いるケースが多いですが。)、小刀はなかなか見かけません。
イメージ 1          イメージ 2
 
 
           イメージ 3
 
 刃の部分の鍛接の仕方がかなり面白いですよね。
 昭和五十六年七十三才の作品とあります。
 銘の「黒蜥蜴」はどういう意味があるのでしょうか?
 二代目の小刀でも黒蜥蜴の銘があるものがありますよね。
 今度白鞘友の会の方に聞いてみますか!
    イメージ 4         イメージ 5
 
 作風は二代目とはかなり違う気がしますが、二代目の小刀は1本しか
持っていないのでそれほど詳しくはコメントできないのですが。
 まあ初代の小刀は入手困難品ではありますがなんとかもう1本くらいは
欲しいと思っております。