昨日、居合いの稽古帰りにいつもの刃物屋さんに寄ってきたのですが、今回もお
茶を出していただき色々と見せていただきました。
その時、本を二冊紹介していただき、
「こんな本が発売されているみたいですよ、Sさん(白鞘友の会の事務局Sさんです)も欲しがっていましたよ。」
なにっ!Sさんが欲しがる本というのはどんな本なのと見せていただくと。
“日本の大工道具職人”
“続日本の大工道具職人”
著者は鈴木俊昭さんという方で財界研究所というところが出版元のようなのですが今まで聞いたことの無い出版社だなぁ~という感じだったのですが。
「普通の本屋さんに問い合わせても扱ってないようなんですよ。」
ということは自費出版とかそんな感じの本なのかと思いつつチラチラと読んでみると。
「げっ、この本なんですかぁ~、すごい本ですね。鍛冶屋さんのデータがずらずら書いてありますよ。よくこれだけ調べたなぁ。」
チラッとしか読んでいないのですが、題名のとうり大工道具の鍛冶屋さんの主なデ
ータがダーッとのっているのです。
有名どころの鍛冶屋さんはほぼ掲載されているような感じでして、ほんとよくこれだけ調べたなと思いました。
「よろしかったらお貸ししますよ。」
と言っていただいたのですが、
「いやこれは私も是非欲しい本ですからどこで販売しているか調べてみます。出版されてからそんなにたってはいないので流通在庫はあるでしょうから。」
ということで急ぎ家に帰りネットで検索してみるとすぐに出てきました。
なんとスズキ金物店の社長さんが著者だったのです。
そういえばホームページに道具の歴史というのをのせていて私も見ていたっけ。
早速お店に問い合わせの電話をしてみると、やはり一般の書籍流通に乗っている
本ではなく、お店のほうで販売しているとのこと。
当然ながら二冊とも注文をいれてしまいました。
今週中には手元に到着するはずですから楽しみです。
手元にきたら改めて紹介いたしますね。
でもこの本ですけど大工道具に興味がある人以外は読んでもまったくおもしろく無いでしょうね。