三本目の罠

 今日は居合いのお稽古日。
 このところ(年末から?)左肘と左ひざの調子が悪くちょっと不調です。
 その為、刀の振りに力が無く斬り付けが弱い感じ。
 
 いつものように制定居合いから抜き始め三本目まできた時ですが、先生がこちらをじっと見ているではないですか。
 “やばいなんか間違っている!?”
 案の定、私のところに先生がやって来て、
 「鉄蔵さん、それ三本目だよね。もう一回抜いてみて。」
 早速自分ではなるべく丁寧に慎重にもう一度抜いてみると。
 「腰をあげたあとの左足の位置だけどあまり前にださないように、そして足先はやや外側ね。それと技を途中で止めないように、技を止めるのは一番ダメよ。」
 あちゃ~、確かに刀を抜き上げる時一瞬動きが止まっていました。
 さらにダメだしは、
 「あとね相手の刀を受け流した時、体がのびきらないようにね、腰の高さは相手を袈裟に切った時の高さと同じだよ。三本目は他の技に比べて倍くらい稽古しないとダだよ、今日は制定一通りやった後三本目中心に稽古したら。」
 まさか三本目でこれだけダメ出しがでるとは!しょぼ~んです。
 制定居合を極めることができるのはいつなのでしょうか?