「大工道具鍛冶大全」という本が刃物屋さんのホームページで紹介されておりどんな本だろうなあ~と興味を持っていましたが・・・・・。
年末は仕事が最繁忙期、今回は土曜日出勤でなんとか日曜日は休めてのパターンで心に余裕がありません。
でも何故かこの本のことを思い出し、ストレス発散の買い物ではないのですがネット通販で買っちゃいました。
送料無料で税込み3,850円。
本屋さんの店頭でこの本を見つけたとしても3,850円も出すのはちょっとばか
り躊躇する価格です、でもネット通販の恐ろしさ、高いとあまり感じなかった
のですよね。(感覚が少々おかしくなっています。)
発行が2016年12月16日ですからちょうど4年前。
フルカラー本でテーマが大工道具なんていったら発行部数も少ないでしょう
し値段が高くなるのはしょうがないのかもしれませんが、私の所に来たのが
初版本、発行から4年もたっているのに初版本がまだ残っているというのは
この手の本がいかに売れないかということですね。
そして肝心の内容ですが、予想より面白いです。
まあ4年前の本ですから廃業されたりして現在は鍛冶場が無い鍛冶屋さんも
掲載されていますが、フルカラーですのでかなり見応えがあります。
石社さんとかは実際にお会いして話もしておりますので、おおおっ石社さん
が載っているよとちょっと嬉しかったです。
小刀については三条製作所と梅心子が掲載されていますが、他の鍛冶屋さん
も鉋や鑿を作る傍らで小刀もけっこう作っているのでまあまあ参考になります
ね。
このての本って再販されことはほぼ無いですから、在庫があるうちに購入
したほうがいいことはいいですね。
ただし少々お値段が高い、そこを納得しなおかつ4年前の本だということも
理解したうえであれば、買いだと思います。
掲載されているのは著名な鍛冶屋さんばかりですから読んでいてけっこう
面白いです。