小田久山の小刀。

 今日でやっと仕事納め、今年の年末はけっこうハードモードでした。

 日曜日の出勤も有りでもう体がグダグダ。

 先日のことです、帰宅して夕食を摂りちょっとのんびりとしていたのですが、パソ

コンを起動させて画面を見ているといつの間にか刃物屋さんの通販サイトへ。

 知らず知らずのうちに購入ボタンを押していました!

 怖いですね~、怖いですね~。疲れは人間の正常な判断力を奪ってしまうようです。

 という訳で小田久山の小刀を購入してしまいました。(嘘のような本当の話です。

あまりに疲れてしまい思わず現実逃避してしまったようです。)

 小田久山さん、この方刀匠なのですが、私なんかはクザン小田というカスタムナイフメーカーとしてのほうが馴染みがあります。

 ラブレスの助手としてラブレスナイフを作っていたそうです。

 その後ラブレスから独立して日本のカスタムナイフメーカー、その後刀匠となった

ようです。

 今は刀匠としてのほうが有名なようで、大部前にテレビにも出ていたような記憶があ

ります。

 私が購入した小刀は「久山」と銘が切られていますから刀匠として製作した小刀なの

ですかね?

 銘が英語でKuzanと切られている小刀もありましたのでそちらはカスタムナイフメー

カーとしての製作なのでしょうか。

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 画像では分かりにくいですが、地は赤みがかった色です。

 鋼を熱して赤くなりかけた時のような色、そんな感じの赤です。

 非常に変わった地の色ですね。

 鋼材は何を使用しているのかは全く分りません。刃紋がちゃんと出ていますから利器材ではないでしょう。

 プロフィールを調べてみたら小田さんはもう78歳くらいのはずですから今後はなかな

か作品が出来てこないかもしれません。

 小田さんの作品は一つ欲しかったのでちょうど良かったのでしょう。

 年内のブログ更新は今回がおそらく最後となるでしょう、皆様よいお年をお迎えください。