会社から帰宅後、小刀の手入れをしました。
ちょっと放置していた小刀があったので、それを取り出し布に刀剣油を付け
て丁寧に拭います。
丁寧にやっていたつもりなのですが、手をちょっと滑らせて小刀の刃が右手
の人差し指に触れてしまいました。
”あっ、やっちゃったかな。”
痛みはそれほど無いのですが、指を見ると横線がスゥ~ッと入っています。
まあそれほど大したことはないだろうと思っていたら・・・・・血が滲み出
てきてそれをティッシュペーパーで拭うとまた出てくる。
血が止まりません、やばいやばい何とかしないと、思っているうちに人差し指は血まみれにのスプラッター状態。
嫁さんはなにバカなことやっているんだかと一切手助け無し。(冷たいよ
~~っ。)
指に傷薬をつけてカットバンを巻いてなんとかしましたけど、和物はよく
切れるを実感。
さらに翌日、退勤時間が近づきもう大丈夫だろうとカットバンをとり帰宅
したのですが、帰宅したとたんに傷口が開きまたまたスプラッター。
ワイシャツに血がつくわで最悪。
嫁さんそれを見て、
「大きいカットバンにしたら。」
それだけかい!!!
まあ私がバカなことをしただけですからいいんですけど。
でも本当に日本の鍛造刃物は良く切れます。
痛みがそれほど無かったというのも驚異的。
あれから三日過ぎなんとか傷はふさがり、今はカットバン無しの生活ができ
るようになりました。
さすが千代鶴是秀の小刀です、良く切れます。
是秀の小刀を手入れしていて指を切ってしまいました。(アハハハハ。)
是秀の「雨柳」と銘がある小刀です。
是秀の小刀の切れ味を身をもって体験するなんて近年は私くらいなもので
しょう。(ドヤァ~~。)
ドヤ顔は置いておいて、是秀の小刀の切れ味がいいというのは実感しまし
た。
是秀の小刀自体の性能が良いのは勿論ですが、この小刀を最後に研ぎを入れ
手入れをしたのが土田刃物店さんとのことでしたので、研ぎが良かったのかと
思います。
結論:千代鶴是秀の小刀はやはり良く切れます。
土田刃物店さん、一度行ってみたいですね~。
コロナの影響で東京へ行くことはままならず。
土田昇さんとは電話と手紙でのやり取りはしたことがあるのですが、コロナ
が終息したら是非ともお店にいきたいですね。