ナポレオンの竜騎兵。

 大部前に54mmスケールの竜騎兵フィギュアを載せたことがありましたが、

今回は同じくナポレオンの竜騎兵です。

 実は顔の塗装で試してみたい塗装方法があり、今回やってみました。

 CITADELカラーという塗料にSHADE REIKLAND FLESHSHADE GLOSSという

長ったらしい名前の色があり、この塗料を使用しての塗装方法を試してみたかっ

たのです。

 フィギュアの顔の部分の塗装に使用する塗料なのですが、塗り方はいたって簡単。

 顔の下地に艶消し白を塗り、その上にこの塗料を塗るというか置いていくような

感じで塗装します。

 顔の凸凹のデティールに塗料がのり陰影ができる感じです。

 完成形はこちら。

    

    

 とりあえず無難な出来となりました。

 肝心な顔のアップ。

  

 なんかラテン系の濃い顔風になりました。

 比較の為、その前一生懸命に目や顔の陰影を書きこんだフィギュアが下図。

       

 画像的にはどっちもどっちという感じですが、とにかくCITADELカラーのほうが

簡単に塗装でき、それなりに良い雰囲気になるという。

 ただしこの塗料は素材となるフィギュアを選びます。

 顔の造りがしっかりとしたモデルじゃないと上手く塗装できません。

 この竜騎兵のあと2体ほど試してみましたが、上手くいきませんでした。

 簡単に言うと、タミヤとかこのイタレリの54mmフィギュアのように顔の造形

がキチンと作りこまれているほうが効果的なようです。

 

左芳光の小刀。

 本日、東京で居合道の六段審査会がありました。

 私の所属する会からも1名の方が受審され見事合格!!!

 一発合格ですよ。

 お見事です、もっとも合格された方は東北居合道大会で優勝するくらいの

方ですので間違いなく合格するだろうとは会の皆さんも思っておりました。

 それでも六段合格はスゴイ、素晴らしいです。

 私のほうは仕事の関係で昨日の稽古会で年内の稽古参加は終了。

 ”皆さん良いお年を。"になってしまいました。

 例年のこととは言え残り20日間仕事がキツイっす。

 

 さて今回は小刀のご紹介です。

 「左芳光」の小刀ですよ。

 例によってネット検索してみると、与板の鉋鍛冶で三代左永光と出てきます。

 ヤフオクでは田中昭吾作では?と記載されているものもあり、詳細はちょっと

分かりません。

 いつ頃の小刀かは不明なのですが、けっこう古そうです。

 (田中昭吾さんだとすると平成14年に亡くなられていますので。)

            

            

 小刀の表面を銅流し仕上げしています。

  同じく与板の佩山の 小刀なんかでも銅流し仕上げの小刀ってありますよね。

 手間もかかるでしょうから現在こういった仕上げの小刀を製作されている鍛冶屋

さんを見たことないですね。

 けっこう長さもあり見栄えのする小刀です。

奥さんが靴を買った件。

 ウチの宅配ボックスに荷物が来ていました。

 私の奥さん宛ての荷物です。

 「荷物届いているよ。」

 奥さんいそいそと開封すると靴が入っています。

 「また靴買ったの。」

 奥さん靴を見ながら、

 「コールハーンよ~~~♪」

 「コールハーンって何?」

 「アメリカの靴。」

 だから何?ブランド名か?

 「紳士物だと3~4万円するの。でもすごーく安かったの。」

 なんじゃそりゃ。

 「婦人物だと2~3万円かな。」

 オイオイ大丈夫かそれ、と言いたかったのですが、その時私も密かに刃物を

購入しており黙ってしまいました。

 「貴女そんな靴履いていく機会無いんじゃない。」

 「うんいいの、安かったから普段履き用。」

 でもデザインを見ると、これ夏向きじゃないの?

 「今からの季節に合わないんじゃないの。」

 「そんなことない、パンプスなんてこんなものよ。」

 後でコールハーンをネットで見てみると、似たようなデザインのパンプスが

なんとなんとの3万8500円。

 でも奥さんの購入価格を教えてもらったら確かに安いと納得してしまった

私がいました。

 その日一日は奥さんの機嫌がズーッと良かったのは気のせい?

 

三代国慶 竹節小刀。

 今週終了したヤフオクなのですが、ナイフの大物メーカーの出品がありました。

 断捨離なのか?はたまたその他の理由なのかは分かりませんが、かなりの

レベルのナイフコレクション出品でした。

 おそらく今から30年位前に集められた物と推測します。

 とにかく内容が凄い!

 ロンレイク、バスフィールド、オズボーン、セントファンテ、スティーブ・ホエル

といったアメリカの超有名カスタムナイフメーカー。

 日本人では藤本ナイフ、平山晴美さん(本人とお会いしたことがあります。)、

福田正孝さん(福田さんのナイフは1本持っておりシースにサインをいただいてい

ます。)、加藤清志さんのダマスカス鋼のナイフ、etc。

 かなりお金と時間をかけて集められたコレクションというのが分かります。

 私もなんとか1本くらい落札したいなぁ~と思ったのですが、そんな半端な気持ち

では落札できるような金額ではなかったです。

 平山晴美 Swan Folder  385,000円

 Ron Lake フォールディングナイフ(おそらく鼈甲インレイ) 441,100円

 加藤清志 ダマスカス 381,099円

 Steve Hoel  ラージ・コーク・ボトル 496,100円

 とりあえず目立ったところだけでも上記の結果。

 ため息とスゲーという感想しかありません。

 気分を変える意味で今回は三代国慶の小刀を紹介します。

 竹節小刀ですよ~~。

 

            

            

            

 新潟県三条市の鑿鍛冶の「三代国慶」こと池田慶朗さん、亡くなられたと聞いたの

ですが本当なのでしょうか?

 良い鍛冶屋さんがどんどん少なくなっていきます。

 

千代鶴の鉋。

 うだうだしていたらブログの更新がかなり遅れてしまいました。

 今回はとっておきのネタ物です。

 千代鶴是秀の鉋❓????

 

    

 

   

    


 

    

 この鉋を初めて見たときは、

 エエッ!!!!千代鶴是秀の鉋だぁ~~~。

 次が、アレッ。なんか違和感。

 最後が、ウ~ン。違うか?

 とにかく刻印が派手。

 「千代鶴運寿」、「是秀」、「藤四郎」。(私が読めるのはこれだけ。)

 肝心な真ん中二文字が達筆すぎて判りません。

 本物の是秀の鉋でしたらとんでもない代物です。

 でも一部の刻印は本物っぽいんですよね。

 なかなか興味深い鉋ですがこれ以上は不明。

 謎解きは次回以降に持ち越しです。           

A.G.RUSSELLのナイフ。

 今年はインフルエンザの流行がもう始まっているようです。

 コロナもいまだ終息せずさらにインフルエンザですか。

 とにかく予防に努めようと思いましてインフルエンザ予防接種を昨日受けてきました。

 例年受けているのですが時期的にはもうちょっと後、今年は少し用心をして早めの予防接種をしようと思い、受けました。

 このところ急速に秋らしくなってきましたが、考えるともうすぐ11月になります。

 まだ20℃超えの気温が続いていること自体が異常ですよね。

 寒暖差が激しいので皆さんも健康に注意してください。

 

 今回もナイフネタです。

 A.G.RUSSELLのナイフです。

 このA.G.RUSSELLというのはアメリカのナイフショップで自社ブランドナイフも発売しており、通販にも力を入れている会社です。

 私も若いころはかなりお世話になっていました。

 当時はFAXで注文し国際宅配便で送ってもらうというパターンでして、夜中の1時ころに突然女性の声で「Facsimile please.」という電話がかかってきてビックリした記憶があります。

 A.G.RUSSELLからFAXを流したいという意味の電話だったようで、私は「YES.」とだけしか応答できませんでした。

 そのA.G.RUSSELLのナイフです。

       

 

       


 白鳥貝アバロンの見事なハンドルです。

 ロック機構がちょっと独特でライナーロックの変形判といったところでしょうか?

 この形のナイフですが、若い頃でしたら買わなかった形かもしれません。

 Caseのツゥースピークという形に似ています。

 年齢を重ねると好みも変わってくるものです。

 アクションもいいですし、このハンドルがいいですね。

 近年質のいいアバロンとか白鳥貝とかは確保が難しいようです。

 もしかすると日本製かもしれません。(ちょっと記憶があやふやですが。)

 時代的には20~30年前のナイフだと思います。

 日本ではもっと評価されていいナイフではないでしょうか。

高田作小刀。

 10月に入り仕事のほうが年末繫忙期感が強くなってきました。

 まだ残業してこなすほどではなく大丈夫なのですが、仕事量が間違いなく

増えています。

 例年12月になると土曜日も仕事が入りますので居合の稽古もお休み。

 今年はどうなるでしょう?

 今日は土曜日ですので午前中は居合の稽古、10月21日は全日本居合道大会が

開催されますが、当会から1名参加選手がいらっしゃいまして、本日は大会に向け

て模擬演武会を実施。

 当日はネットで見ながら応援しますよ!!頑張ってください。

 

 本日は小刀のご紹介。

 高田作の小刀です。

 こちらはかなり古い物になります。

 震災以前の物ですから確実に13年以上前ですね。

 

 

        

      


        

 真面目に鍛造された小刀ですね。

 銘が「高田 作」と有り、ネットで検索してみましたら兵庫県三木市の高田

製作所という会社がヒット。

 さらにネット通販で、同じ刻印の剣先が三木の高田良作さんの作ということ

で販売されていました。

 三木の高田製材所の小刀でほぼ間違いないと思います。

 HPの会社案内を掲載しておきます。

 「兵庫県三木市で初代高田彦太郎が明治25年より百余年、鑿を製造してきま

した。
 昭和48年より、鑿の製造で、培った技術を生かして、本職用木彫刃物を製造

を始め、木彫家や大工、その他ユーザーへの直接販売をするようになりました。」

 

 通販も行っているようですので、興味のある方はHPをご覧ください。