今年もさくらんぼ大会行ってきました。
前日までの雨からなんとか天気
は回復、朝6時に仙台を出発し車
で一路村山へ。
朝だけあって道はスイスイ7時半
頃には到着。
早速着替えて練習をしようとした
のですが、アリーナ内が例年に比
べるとなんか混雑している感じ。
なんとかスペースを見つけ古流
4本と制定居合を一通り練習。
後から聞いた話ではやはり出場
者が多く沖縄からの出場もあった
ようです。
さて今回私は三段の部出場でしたが、今回も結果残せずでした。
調子はそれほど悪くはなかったのですが、私と対戦した方(若い女性
剣士でした。)のほうがうまかったんですね。
対戦前に彼女の演武を見たのですが、
“あれっ、このコなかなかやるぞ。”
それでもって結果も惨敗。
姿勢がきれいだったからなぁ~。
あとから同門の人に、
「鉄蔵さん、当たった人が悪かったよ、あのコうまかったもの。」
おっしゃる通りです、私がまだまだ未熟なだけでした。
今回、刀屋さんはいつもの「濃州堂」、「美濃熊」の他に「はたや」という
刀剣店も出店していました。
当然各店見ていたのですが、はたやさんの店頭に打ち下ろしの刀身
だけが置かれており誰のだろうと気になり見せていただいたのですが、
なんでも刈谷刀匠が亡くなった時に遺族から引き取ったものだそうです
打ち下ろし状態とは言え靖国刀匠の刀に出会うとは。
あれっ、何故かナカゴの写真が?????
実はですね、大会には模擬刀で出場したのですが、どういうわけか真剣
も持参してきていたのです。
それで靖国刀がどうしても欲しくなり、
「すいませんこの刀下取りで靖国刀お願いできません?」
(ちょっと待て、お前自分で何言っているか分かっている?なに訳のわか
らんこと言っているの!)
と、頭は警告しているのに、手と口は勝手に動いてしまいました。
そういった次第で今私のところに刈谷刀匠の刀(2尺4寸5分)しかも打ち
下しの裸身が手元にあるという訳です。
これどうしましょう?
これから砥ぎ代もかかるし、拵えにもお金かかるし。
でもまあ何とかなるでしょう、長期計画で楽しむつもりでいけば。