昨日は飲み会で少々飲みすぎたかなと思っていたのですが、今朝の目覚めは意
外と良いものでした、これはもしかして飲む前に飲んだウコンのドリンクが良かった
のでしょうか?
さて、今回紹介する小刀はまたも三代助丸、故碓氷金三郎さんの小刀です。
碓氷さんの小刀としては代表作ともいえる「鮎の小刀」です。
鮎の形の小刀はけっこう色々な鍛冶屋さんが製作
していますが、三代助丸の鮎が一番鮎らしい優雅な
形をしているように私は思います。
この小刀は中山商店さんから最後の一本を譲って
いただいたのですが、亡くなられたご主人は、
「この小刀は入門用だよ、そのうちこれじゃものた
りなくなるよ。鉄蔵さんはもっと上のランク狙わない
と。」
つまりこの小刀は普段使い用で、小刀を収集して
いるのならもっと上級品を集めなということだったの
でしょうか。
この小刀の画像は2週間ほど前に撮影したのです
が撮影する時に小刀の手入れもしたのですね。
ちょっと油を引き、刃先を布でぬぐっていたのです
がその時、右手の中指に違和感が・・・・・・・。
なんと布をあてていたにもかかわらずスパッと指を
切っていたのです。
しかもけっこう血が出てくるではありませんか!!!
“やはり和物はよく切れる。”
なんて馬鹿なことを考えながら、
「わぁ~~指切った、指切った。」と大騒ぎ、
奥さんにカットバンを貼ってもらいなんとか一段落。
そんなんでブログアップするのにちょっと時間がかかりましたが、
身をもって和物の切れ味を体験してしまいました。
みなさんも刃物の扱いは気をつけましょうね。