昨日の居合の稽古では後半は古流を中心に稽古しようと思っていたのですが、先
生が29日にある昇段審査受験者用に特別稽古を組んでいただいたのでそちらに参
加。
今回私は受験するわけではないのですが、制定居合を一本目からチェックしてい
ただき非常に意義のある稽古でした。
知らないあいだに変な癖がついていたりして、先生からも、
「高段者になればなるほど変な癖は直すのが難しくなります、今のうちに直してくだ
さい。」
それと手の内ですね!
今回、六本目の手の内をじっくりと見せていただき通常ここまで細かくは教えてい
ただけないぞという位に教えていただき(まあ受験者もいたせいもあるのですが。)
勉強になったなぁ~~。
さて私の場合、問題は古流。
内容、稽古時間も圧倒的に少ない(威張って言うことじゃないですが。)、なんとか
せねばいけません、お家での稽古時間を増やさねば。
それでもって今回の課題は逆刀ですね、本やDVDをみると夢想神伝流でも地域に
より技が多少違いがあるようです。
「居合道虎の巻四」にも載っているのですが、そこでの設定は時刻が夜、夜の太刀
ということになっているのです。
刀を抜く時は柄頭を落とし、腰を下げ上体を低くして上目使いに見ている状態。
同門の方に聞いてみたのですが、
「こういう風には教わってないですね。柄頭はこんなに落としていないですよ、設定
は夜ということではないですね。」
やはり技の設定の違いですか?
古流の場合同じ技でも色々バリエーションがあり、特に東と西では大きく違うような
気がします、一種方言のような感じですか。