いつもの刃物屋さんにいつものごとくお伺いしてご主人と話をしていると、
「ラブレス死んだの知ってる。今月の3日だったかな。」
「ええ~~~~~。」(びっくり)
私の刃物のスタートはナイフからだったのですが、ラブレスと言えばアメリカの超有
名カスタムナイフメーカー。日本では「ナイフの神様」とまで称されているナイフ界の
大御所、そのラブレスがとうとう亡くなりましたか。
年齢的には81歳とのことですので天寿をまっとうしたといえばそうなのですが、ジ
ャパンナイフギルドの名誉会長でもありますし、日本のナイフ業界にとってもナイフ
コレクターにとっても激震ですよね。
ラブレスのナイフ、私も持っていますので画像載せておきます。
スタッグハンドル、4インチセミスキナーです。
ブレードにはラブレスのトレードマークともいえるダブルヌードマークがエッチング
されています。イングレーブ(彫刻)は竹内重利さんです。
ヌードマークのアップ
です。
ナイフ自体の出来は
日本のカスタムナイフ
メーカーのほうが上手
いと思います、はっき
り言って。
でもナイフデザイナー
としてはやはりラブレス
は天才ですよね。日本
人メーカーの多数がな
んらかの影響を受けて
いると思います。
ラブレスのナイフは今後どうなるのでしょう?本人が亡くなったのでますます高価
になるのでしょうか。(今でもすごく高価ですが。)
とにかくご冥福を祈り、合掌。