「小刀をコレクションされているならこの小刀用に紙箱でよければ後日送りますよ。」
というお話をいただきまして有難く送っていただくこととなりました。
その箱が先日手元に届き、さらにお手紙と小刀に関する各種資料(主に岩崎さん
の関連資料)も送っていただきただただ感謝。
その後メールで何度かやりとりさせていただきましたが、購入した小刀で気になっている点を質問。
“裏スキの部分で黒く縞模様のようになっている部分はなんでしょうか?”
直ぐ返事をいただき。
以下一部引用いたしますと、
“裏スキ部分のムラに見える部分は、いわゆる焼き肌です。
焼入れの上がった黒裏を軽くサビトール(砂ケシみたいなのです)でざっと落とし
ただけで、砥石で裏スキ部分は当てておりません。
内容には何ら問題ありません。”
確かに石社さんのホームページを確認すると裏スキの部分が黒い小刀が掲載
されています、当然ながら磨き仕上げもできるということですからある程度は好み
の問題にもなってくるのでしょう。
何はともあれユーザーのこういった疑問に対し直ぐに的確に返していただける
というのはいいですね!石社さんのファンになりそうです。
ついでと言ってはなんですが梅心子圀光の小刀、「湖」とのペア「池の柳」の画像
を載せます。
箱書きですが、筆跡が「湖」とは違うような気が
いたします。
判子も二つ押してありますし、判子の文字も解読
できません。
誰か分かる方いませんかね。
昭和40年代の梅心子の小刀、いい雰囲気ですね。
他にも梅心子の入念作があればぜひ入手したいところです。