今日はちょっと珍しい小刀を紹介。
野村俊信の小刀です。
関西の名工『三代目善作」のお弟子さんにあたる方で鍛冶のほうはすでに廃業、
ネットで調べますと平成24年には96歳でご健在という情報がのっていました。
師匠の三代目善作譲りの墨流しの肌が見事な鮎の小刀です。
俊信の作品はこの他に鑿と剣ナタを見たことがありますが、どれも墨流しの肌
が見事で特に鑿は芸術品ですね。
俊信クラスになりますと作品自体が少なく出会った時が勝負、買うか買わないか
の一発勝負になっちゃいます。
買わなきゃずっと後悔しますし、買えば買ったで“しばらく金欠が~~~。”となり
非常に悩ましいお品です。