ついに入手したというかやってしまったというか、小刀をまた買ってしまいました。
それもあの・・・・・・・『千代鶴是秀』!!!!!
しかも2本まとめて。
あんたによくそんなお金があったねという突っこみは承知のうえで~~~す。
大体私がそんな大金現金で持っているわけがない、じゃあどうしたのという疑問を
お持ちの貴方。
話しは今から30年ほど前に遡ります、当時はバブル景気と言われた時代でして
私は東京に住んでおりました。
独身でしかも景気もそこそこ良かったのでわりと自由になるお金もあり、当時何を思ったのかコイン収集をちょっとだけやっていたようです。
バブル時代に相応しく各国の金貨や銀貨をチョコチョコと購入、でもそのうち別の
ことに興味を持ったのかコイン収集は中断、コレクションもダンボール箱の奥へと。
で、あっという間に30年、コイン収集していたなんてことも忘れてしまい、数年前
片付けをしていてひょこっとコインが出現するまで、その存在そのものを失念して
いました。
いやぁびっくり、金貨銀貨がぞろぞろと、どこで買ったかもいくらで買ったかもほぼ
憶えておりません、なんとなくお宝を発掘した気分。
そして今回の是秀の小刀との出会い。
是秀の小刀が欲しい、でもお金ないしどうしよう?
そうだあのコイン売ってしまおう。
という状況となりバブル時代に手に入れたコイン、ほぼ全部処分してお金を作り
ました(それでもちょっと足りなくてへそくりにも手をだして、もうスッカラカン。)
でもさすが金貨です、一枚10数万円で処分できたものもありました。
そんな聞くも涙、話すも涙の状況で私のところに来た小刀の画像です。
この小刀、他の方の
ブログでも取り上げ
られていましたから
出所はご存知の方
が多いと思います。
実際に使用されてい
たようで、今回、土田
刃物店さんが手入れ
をされたとのことで
す。
銘は、
「嵐の花」
「雨柳」
経年の変化もあるの
でしょうが良い鉄色
になっていますね。
鋼材は洋鋼を使用し
ていたとのことですが。
是秀という刻印が打
たれておりますが、
私の好みとしてはや
はり切り銘がいいで
すね。
是秀の草書体の刻印です。