今日はお休み。

 今日は会社を休みました、休日出勤した分の代休が溜まり会社から、
 “お前いい加減に消化しろゴラァ~。”と怒られたので本日は一応休みをいれました。
 しかし仕事の量が減るわけではないので午前中だけ会社に行ってお仕事を(ボランティアです。)、そして午後からはいつもの刃物屋さんへ。
 実は白鞘友の会事務局Sさんからおもしろい小刀があるとの極秘情報をいただき、これは拝見しにいかねばと早速行ったしだいです。
 今回もコーヒーをだしていただき(いつもありがとうございます)、拝見させていただいたのが初代千代鶴貞秀の小刀、超貴重ですよねなんといっても初代ですから。
 お値段は怖くて聞けませんでしたが二桁万円はいくでしょうね!!!!
 他にも左久作、忠幸の小刀などをじっくりと見させていただいたのですが、ふと棚を見ると“冨山重太郎”と記入されている箱が目にはいったのです。
 “えっ、冨山重太郎。これって確か前に一度見せてもらったことのある冨山の小刀
だよな、作者はもう亡くなっているはず。”
 当然見せていただいたのですが、もうこれはダメですね。
 重量感のあるドシッとした小刀を見たら、
 “あっ、また出合ってしまった。これをのがしたら次の出会いは無い。”
 ほとんど子供の衝動買いですよね。
 という訳で買っちゃいました、画像をご覧ください。
 
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 今回、冨山重太郎について調べてみた
のですが村松貞次郎の「鍛冶の旅」という
本に冨山重太郎のことが出ていました。
 越後三条の小刀専門の鍛冶で大正元年
生まれとのこと(当然既に亡くなられてい
ようです。)
 
 有名な奈良の大工の棟梁、西岡常一
さんの槍鉋を鍛えた名手だそうで、冨山さんってすごい鍛冶屋さんのようですね。
 調べてビックリです。
 
 小刀は地金は極軟鋼(普通の地金)、鋼
スウェーデン製炭素鋼を使用。
 
 
 
 画像を見て判ると思いますが21CMほどもある小刀でどっしりとした重量感の物
す。
 今回は掘り出し物感満載のお買い物でした。
 まあネットで見るとまだ在庫を持っているショップとかあるようですが、現物を確認し
て購入できるというのがこういった商品では一番ですから。