備前国長船景光

 今日は居合いのお稽古日。
 制定居合中心に稽古していたのですが、他の方が「逆刀」の稽古をしておりそれを先生が指導、ここは見取り稽古をしようとしばらく拝見させていただきました。
 なるほどフムフムと感心しながら見ていたのですが、最後の相手にとどめを刺すところ
ですが私は相手の咽を突き刺すものと思っていたのですが、実は頚動脈を斬る。
 刀を上に引き上げるような感じで引き斬るだったのです。
 (ただし他の流派では気道を突くと指導しているところもあり、また居合いの本を見てみますと倒れている敵の状況を見て頚動脈を斬るか気道を突くか判断するともありますので一概には言えないようです。)
 今日の一番の成果が見取り稽古でした。
 
 さて稽古を終え、家で昼食を食べてまったりしているとTVで「開運なんでも鑑定団」をやっていたのですが、出てきましたね「長船景光」。
 建設会社の社長さんが手持ちの刀を処分し貯金をはたいて入手したそうですが、その金額3千万円
 とても真似できません。
 嘉暦年期在銘の備前国長船景光の太刀。
 嘉暦という時代は西暦でいうと1326年から1328年ですので鎌倉時代の末、一見すると
鎌倉時代の太刀にしてはキレイすぎない、刃紋も景光にしては派手すぎないかぁ~など
と思い、偽名じゃないのと考えていtのですが、結果は!!!
                 『2500万円。』
 お見それしました、見事に本物でした。
 現物を手にして見てみたいです。