今日は刀三昧。

 岩出山の中鉢美術館のホームページに特別展として
          『大震災から救われた伝家の宝刀展』
開催の告知があり、早速今日見に行ってきました。
 震災にあいながらもなんとか生き残った刀が展示されており、なかには海水を被り
錆あとがある刀もありました。
 震災の影響で刀の管理まではできないということで、中鉢美術館に託された方もいたようです。
 しかし今回もすごい名刀が並んでいました。今回も写真撮影を快諾いただきまし
たので一部ご紹介いたします。
 
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 判り難いですが、豊後国行平の太刀です。
 紀州徳川家伝来の名刀です、なんと生ぶ茎だそうです。(鎌倉初期の太刀で生ぶ
茎ってどんだけって感じです。)
 
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 上の二振りはなんだと思います?
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なんと上段は包平、下段が
次忠ですよ
包平の実物を見ることがで
きるなんて!!!!
もうなんも言えません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この他にも舞草在銘の太刀、豊前正宗、粟田口国吉の短刀などなどもう見るだけで
ため息ものの刀・刀・刀。
疲れました。
さらになんと刀匠の早坂信正さんの展示会が色麻町農業伝習館というところで開催
されているという情報を中鉢館長さんよりいただき
「帰り道でしょ、見て行って。」
ということで仙台への帰りにそちらも拝見させていただきました。
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 中鉢美術館の刀があまりにインパクトありすぎだったのですが、こちらは多少肩の
力を抜いて見ることができました。
 残念ながら本日は早坂さんはいらっしゃらなかったようです(昨日はいらしたとの
ことです。)
 古刀と現代刀を見比べることができ今日は刀三昧の一日。
 でも本当に疲れました。