「明日への煌き」展

 本日は塩釜神社へ。
 初詣はすでに別の神社に行ってきたのですが、毎年恒例となっています塩釜神社物館で開催される刀剣展を目当てに行ってきました。(もちろんお参りもしてきました。)
 
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 今回は 
      明日への煌き -宮城の刀匠 四人展-
 
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 ということで宮城県内の四人の刀匠の展示会となっています。
           宮城昭守(白石市
           法華三郎信房(大崎市松山)
           早坂信正(加美郡色麻町
           宮城典真(白石市
 宮城昭守さん以外の御三方とは直接お会いして話をしたことがあります(ご本人
が憶えているかどうかは別として。)
 現代刀というと私の場合どうしても居合い用の武用としての刀という見方をしてし
まうのですが、展示品は短刀や反りが強く長さもある太刀が多く、やはり鑑賞用の
日本刀が多いなという感じでした。
 そんな中で先代の法華三郎さんの刀は大和伝の特徴がよくでている柾目肌の
良い感じの刀でした。
 また四人のなかでは一番馴染みのある早坂さんですが、刀はわりと身幅のある
ゴリッとした物を作るのだなと感じました。
 そして展示順路の一番最後には、昨年も見てはいるのですが
                   「来国光」
 ほんと名刀ですね。
 ちなみに寸法は、刃渡りが83.9CM、反り3.4CM。
 腰反りの鎌倉時代の太刀ですね。
 1657年に伊達綱村塩釜神社に奉納したそうです。(立派な太刀拵えが付属する
そうですが今回展示されていたのは刀身のみでした。)
 このレベルの刀を一度手にとって見てみたいです。